OKSの話

 OKSでは、手作り竿の方々はもちろん、さおメーカーに対しても出来る限り同じガイドで競合しない様、各々の要望にあった ガイドを開発し、意匠や特許で他に真似されない様にして、竿としてのオリジナル性を確立出来る様、努力して参りました。
 又、コスト面でも安く出来る様に板金製金具にSICなどのガイドリングを圧入する方式の意匠登録も取得してあります。又、特許も出願してあります。特に海外生産して国内で販売する事が得意なところは、の中小メーカーのアイデアをすぐに真似して海外で作らせ、価格破壊をしてこくないの中小生産者はじめ誰も正当な利益を得る事が出来ない状況を作り出しています。誠に嘆かわしいことです。
 これからの竿作りは、同じ様な物を作っていたのでは、海外生産して売られるもにはコストで対抗出来ません。竿とガイドの組み合わせによる総合性でオリジナル竿とならざるを得ない状況になっています。
 ガイドカタログの中の商品に関しては、竿メーカー専用のものもあり、御販売できない品がありますのでご了承頂きます様お願い致します。機種は限定されますが、OKSのハードガイドやCDの三角アーム、WVLガイド、SICの三角アームなど、順次、釣具店やチェーン店で発売されています。

キス釣り名人の話

 10年程前、今は故人なってしまわれたのですがキス釣りの名人と呼ばれる方に一本の竿を頂きました。
 弊社がSICガイドを作った記念と、いつか「一緒に釣りに行こう」と作ってくれたものでした。
 名人はいつも30cm級のキス釣りを楽しんでいました。岩場などに行きボート釣りをやらないと、大きなキスはなかなかいません。とても研究熱心でキス竿だけで30本以上作り、色々な状況に応じて一番適した竿を使う為に竿に記号を書き込んで管理していました。当時はクリスタルガイドを竿1本に対して24ヶ、多いと31ヶも使った竿を見せてくれました。その竿の本調子のソフト感触は今も忘れられない程すばらしいものでした。
 当HPにて名人が考案した竿をご紹介させて頂いておりますが、名人の話では、「この延べ竿だと、竿をグイと上に軽く揚げるだけで、必ず一匹づつ釣れる竿になるので大変楽な、理想の釣りになるそうで、2匹も3匹もかかるようでは旨い釣りとは言えまい」とのことでした。
 あと、10年程前に中通しの竿が気になり名人に質問したところ、「中にコケ、海藻、塩がつまってしまうので、小物釣りには向かない」と言ってくださいました、その一言によりガイドメーカーとして、方針をかえないで良い事も教えて頂きました。

名人が考案した竿⇒click


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ガイドの話

 ガイドは糸を通すだけでなく、必要に応じて曲がりの強さを補強したり、当たりの感じを変えたりすることも出来、竿師の腕次第で色々な性能の竿を作り出す大変重要な部品です。
 又、ガイドは竿のバランスの点からも、穂先が軽ければ良いと言うのではなく、ある程度の重さが必要で、それで竿全体の調和をとって使い良い竿となるので、ただ軽かったり、細かったりするのは、決してベストな竿とは言えません。

クジラ穂先の話

 和竿はなぜクジラ穂先が使われるのでしょうか?
 クジラの特徴は、太いのに柔らかく、よく曲がるがそれだけ材質的にはソリットなどと比べ弱いところです。それらを改善する為に、ガイドが多く付けられ、補強と調子のバランスをとるといい必然性から、たくさんガイドが付いています。それが見た目にも豪華な竿になります。又、太いのでガイドの足の納まりも良く、細い穂先のものより美術的に上回る竿になります。重量もあるので竿のバランスも良くなります。
 いまだにSカンを上回るガイドが出来ないでいるのと同様に、クジラを上回る材質はありません。細いソリット程糸はガイドに絡みつきやすくなり絡まないガイドの必用性生じてきます。しかし、クジラの材質を生かして幅広の穂先にすれば、こういう絡みもさらに防止する事になります。クジラ穂先の竿は、前当たりもよく分かる手延竿といえます。
 この材質は、大変特徴があって面白いのですが、カーボンと継ぐと硬さが違いすぎて、うまく耐久性が出ないのです。やはり竹が一番合う様です。

作り方参考⇒ click

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本ウルシの話

 本ウルシは、湿気に強く、耐久性があります。色は、黒、緑、赤がありますが、竹の部分は透明なウルシを何度も塗り重ねる事によってアメ色に仕上がっていきます。塗っては拭き取る作業を繰り返していきます。竿一本作るのに、ガイドの取付部なども含めて、30回以上も塗りを繰り返し行います。
 ちなみに、浜川一門会は、すべて本ウルシが使われます。

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和竿つくりの話

 今、カーボン竿が和竿を価格で上回り、性能は和竿が上回るという現象が起こっています。しかし一方で、カーボン竿が外国製によって価格破壊を受け、日本のメーカーの高級竿を二束三文で叩き売られ、大変な状況に陥っています。今こそ外国製に真似の出来ないはオリジナル竿が必要な時です。
 和竿と言えば竹とクジラが昔からの材料でした。現在は、竹を穂持、手元に使い、穂先はクジラ、カーボン、ソリットが新たに使われています。特にヘチ竿などにカーボンやソリットが盛んに使われます。したがって伝統工芸は、新しい材料をすべて取り入れて高性能の竿を作り出すことが出来ます。
 日本では、なんといっても一年中使うのは、キス、カワハギ竿と言えます。キス、カワハギと言っても対称魚は、ハナダイを始め、アオリイカ、スミイカ、ヒラメ、ハタ、カサゴ、ベラ、ウマヅラ、メバル、トラギスなど同じ棚のものが色々釣れます。それらを釣るのは主に先調子の竿ですが、和竿ではクジラ穂先が重宝されます。

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浜川工房の話

 浜川作の竿は、大変安い価格が付けられていますが、これは、ユーザーに直接渡るので、流通上の利益が上乗せされないので、実際に流通を通すと、33,000円の竿は6万円以上になってしまいます。又、浜川師は、教室や店があるので、手間は大変安く考えて価格を設定しています。したがって品質が良くて大変に割安な和竿が提供されるわけです。カーボンのカワハギ竿で、4〜6万円のものを見るにつけなにおかいわんやです。
 また、浜川工房はOKS特約店になって頂いているとともに、積極的に新製品を採り入れた竿作りをして頂いているので、結果が早くわかりガイド開発の手助けになる貴重な工房となっております。
 デフレの時代になり、釣り竿も耐久性が増し、竿が有り余る時代になってしまいました。大量に同じ竿を作って売れる時代は終わりを告げました。これからは、じっくり竿を作りながら仲間と釣りを楽しむといった時代が到来しているのです。OKSガイドは、竿作りの人に、どのガイドを使ったら良いのか悩んでしまうほどの、多種類なガイドを取り揃えて時代に対応しています。それをいち早く取り入れているのが、浜川和竿工房一門であると言えます。今、最も進んだ機能の竿を作り出しています。

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教室の話

 浜川和竿教室では、どんどんおしみなく技術を伝授しています。それによって、どこよりも早く、安い費用で1人前に独立出来る様になります。それは、浜川一門会として、新たに増えていきます。それが、他の工房とは違う所です。技術の出し惜しみはしません。
 今の世の中は昔と違い、店や工場を作って一国一城の主となる事は、ほとんど夢の様な話となっています。みな大型店に潰されてしまいます。工場も新規に起こす事などは不可能です。こんな時代に、和竿工房というのは、一国一城の主となる夢もかなえられるのです。
 釣り人口は沢山いますが、和竿を使っている人は少ししかいません。という事は、和竿の良さを広めて行ければ、いくら竿を作っても作り過ぎるという事にはなりません。当たり前の竿では満足しない人は、これから益々増えてきます。
 工房で竿作りをしている人の話としては、和竿を作って釣りをしてみて、やっと釣りの本当の楽しさが分かったと言っています。魚がどのような状態になっているのかが、分かるようになったそうです。
 竿作りが上手になるとプロとして独立していないとしても、親類や知人から和竿を作ってほしいという依頼を受ける様になれば、材料代などは依頼主持ちなので、経済的にも楽に竿作りをすることが出来るようになります。長く続けられる趣味としても、また作ってあげた竿が糸絡みもしなければ、なおさら喜んでもらえる事にもなります。

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糸絡み解消の話

 船釣りを経験すればすぐに分かることですが、船酔いと糸絡みが付きまといます。
 ヨーイドンで一斉に仕掛けを持って海面に投げ出しますが、この時にな波が高かったりすると、注意しても、スピニングの糸出しのタイミングと仕掛けの降ろし方によって、わずかな糸の弛みが起きると、ヒョイとトップガイドに糸が巻き付いてしまいます。右や左に竿を回している間に、隣の人との糸の流れる角度が違ってきてオマツリになります。
 又、仕掛けや道イトが竿に絡み付いているのを外すのに手間取ったりした時も、糸を降ろすタイミングが遅れてしまいます。
 最近では、糸がニューラインで絡みやすくなったので、穂先に使う片足ガイドにも糸がよく絡むようになってきました。ガイドに巻き付いているのを気が付かずに竿をしまったりすると、穂先を折る事もあります。又、カーボンやグラスが主流で穂先が細くなったのも一因です。
 以上の問題を解決しなくては釣り人は一遍で釣りが嫌になってしまう事でしょう。かといって中通しの竿は、糸絡みはしないが、デリケートな小物つりに対応するまでには至らないので、やはり、外付けのガイドで新機能を備えたものが必要な時期になっています。
 そこで、OKSではユーザーの希望に答えるべく、アームガイド、三角アームガイド、VLガイド、SLガイド、アームトップ、カンザシトップ、VLトップなど、糸絡み防止に効果のある方式を考案し、実際に商品化しました。
 和竿メーカーのみならず、カーボンメーカーにもテストしてもらい、その効果は実証済みです。
ガイドの取り付けも、アームガイド、三角アームガイド、VLガイドともメーカー独自に研究して、欠点のない取り付けを確立しています。
 釣り糸がニューラインに変化している今、それに対応するガイドが必要なのは時代の趨勢と言えます。

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